プログラミング C()4 2017 11 4
「プログラミング C()3 2017 10 28」の続き
「とりあえず、C言語かな」
プログラミング言語の中で、
人間の言葉に近いとされる「高級言語」は、
古くは、「FORTRAN」や「COBOL」がありました。
「FORTRAN」は、科学技術計算の分野、
「COBOL」は、事務処理の分野とされていました。
現在、プログラミング言語は、多数ありますが、
プログラミングを初めて学ぶには、
「COBOL」が、最も人間の言葉に近く、
一番、わかりやすいと思います。
しかし、現在、「COBOL」は使われてなく、
今では、銀行の勘定系システムに残っている程度だと推定しています。
そういうわけで、現在、使われなくなった言語を学んでも仕方ないので、
別の機会に、「COBOL」について解説をします。
現在、主流とされるのは、C言語系統です。
この言語は、「C言語」→「C++」→「C#」と発展してきています。
最近では、AIプログラミング言語として「Python」が注目を集めていますが、
文法的には、「C言語」の親戚のようなものです。
「C言語」を習得した人ならば、
特に違和感なく「Python」を習得できるでしょう。
(というよりも、「Python」で楽ができます)
そういうわけで、プログラミング言語の源流を学ぶという意味で、
「C言語」の学習は、有益だと思います。
ただし、残念なのは、
「COBOL」と比較すると、
「C言語」は、人間の言葉からは少し遠いと言えるでしょう。
もちろん、難解な記号を使うことはありませんが、
言語としての発想が、「機械語」に近い印象は否めません。
そういうわけで、教育用の言語として、
「COBOL」を残してほしいと思っていますが、
主流は、やはりC言語系統ですので、
プログラミングの入り口として、
C言語を学んでいく必要があると思います。
これは、外国語の学習でも同じだと思います。
英語という言語は、習得に関して、決して楽な言語ではありませんが、
世界の主流が英語なので、学ばざるを得ないでしょう。
(日本人に向いている外国語は、スペイン語だと思います)
プログラミング言語も主流を学ぶ必要があります。
マイナーな言語では、先生もいない、参考書もないという状態になります。
「また昔話」
昔は、PC98シリーズというパソコンが全盛の時代は、
ハードディスクという記憶装置がありませんでした。
もちろん、あることはありました。
20MB程度で5万円、100MB程度で10万円という「金持ち専用の記憶装置」でした。
当時は、パソコン本体が、
20万円から30万円という高額なものだったので、
頑張って、パソコン本体を買ったら、
「有り金すべて使い切った」という状態でした。
では、庶民は、何に記憶させたか。
フロッピーディスクです。
これは、どういう記憶媒体か。
最近、音楽のレコードの復刻版が人気ですが、
そのレコードを小さくして、厚さを薄くしたようなものでした。
それでも、1MBのフロッピーディスクが1,000円ぐらいでした。
秋葉原で、10枚まとめて買って、7,000円ぐらいでした。
私は、「Windows1.0」を手に入れて、
さっそく、インストールして使ってみたものの、
ハードディスクがついてなかったので、
パソコン本体に、二つあったフロッピーディスク駆動装置で、
「マルチタスク」という状態になってしまい、
なかなか前に進まない「Windows1.0」でした。
フロッピーディスク駆動装置が激しく音を立てるが、
画面は、全く変わらないという状態でした。
それでは、続きは、次号で。